子供の頃、体育のバスケやドッジボールでよくやりませんでした? 突き指・・・ わたしたちの頃は、すぐ引っ張れ!って教わってました。
年代が分かりますよね。今はさすがに受傷後に引っ張るような指導は無く、冷やせ!って言われてると思います。
さぁ、どう冷やします? 多くの人はやはり「湿布」と答えますね。当院の患者さんもやはり多いです。
残念ながら、皆さんが思ってるほど湿布には冷却効果はありません・・・ 正解はアイシング。その名の通り氷を使って冷やします
突き指に限らず、急性のギックリ腰や打撲などにもこの処方は有効的です。冷蔵庫に出来る氷を使ってください。ジップロックなどのしっかり閉じられ
る袋を使い、お水を少し入れ、それをダイレクトに受傷部位に当てて、15分~20分。最初はめっちゃ冷たくて痛いぐらいですが、氷を使っていれば、
凍傷の心配はありません。初期療法にこれが出来ると治りも早いし、予後も良好です。
また、スポーツ業界では運動後のケアの一つとしてアイシングが使われてもいます。正しく行えばケガの予防にも使えるんです。
「冷やす」といったら氷を使ったアイシングですよ~